一般社団法人日本リユース・リサイクル回収事業者組合

我が国は、戦後「廃棄物処理法」を中心に廃棄物行政を進めてきました。
しかし時代の進展とともに、廃棄物という視点だけではなく、資源の有効利用という観点からのアプローチが必要となり「循環型社会形成推進基本法」（2000 年）や各種リサイクル法（容器包装・家電・建設・食品・自動車・小型家電）が相次いで制定されました。
しかし、現実の行政は「廃棄物中心」であり、3R の位置づけが弱いと言わざるを得ません。

本会は、消費者の利便・民間の闊達な経済活動・環境改善・雇用確保の視点から、最高裁判決の「総合判断説」（1999.3.10）が政府・自治体・関係業界に正しく理解され、有価物を積極的に掘り起こす体制を作ろうとするものです。「総合判断説（有価・無価）」の有意性については、インターネット業界との協力を得て理解を進めます。私共は“ 廃棄物”思考の政策矛盾を是正させ、真の循環型社会形成推進に向けて、使用済み生活用品、家電・情報機器、書籍、文具等を『正しくリユース・リサイクル』する活動を展開します。

本会は、
①地域住民の理解と協力をいただき“リサイクル・エブリシング廃棄物0社会”を目指します。

②リユース・リサイクル回収事業者の資質向上とコンプライアンス向上を図ります。

③会員間における相互扶助を高めます。

④回収事業者の生業権、生活者たる国民としての名誉、尊厳を守ります。